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卒業猫を迎えるときの気をつけることは?

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茶々丸

獣医さんにアドバイスもらいました♪

Q1. 卒業猫とは?

子猫を産む役割を果たしていた猫ちゃんは、年齢を重ねるごとに妊娠・出産による体への負担が大きくなるため、あるタイミングで繁殖を引退します。このように繁殖を引退しブリーダーのもとを離れ、一般家庭に譲渡される猫ちゃんを卒業猫と呼びます。猫ちゃんの繁殖適齢期がおよそ4〜5歳であることから、HUGCATでも「繁殖年齢6歳まで」の徹底を呼び掛けています。

Q2. 卒業猫を迎えるとは?

里親さんに迎え入れられる猫ちゃんの多くは成長前の子猫であるとされます。一方、卒業猫のほとんどが成猫であり、里親さんが見つかりにくい傾向にあります。繁殖を引退するとブリーダーのもとを離れる必要がありますが、新しいご家庭に譲渡されるまではなかなか落ち着いた生活を送ることが難しいかも知れません。そんな卒業猫を迎えることは、これまで頑張ってきた猫ちゃんがより幸せな余生を過ごすことにつながり、社会貢献となることでしょう。

Q3. 卒業猫の気になること

卒業猫は、里親さんに迎えられる時点で既に個性やクセなどが身についています。そのため、新しい環境に慣れるまで少々時間がかかることでしょう。その場合に多く見られるのがトイレの粗相です。トイレを失敗しても決して怒ったり怖がらせたりしてはいけません。また、最初はご飯をなかなか食べようとしない子、遊びやおもちゃなどに反応しない子もいます。ブリーディング中の環境とのギャップが減ってくるまで、気長に待ってあげましょう。

Q4. 卒業猫をお迎えするのにオススメな方は?

 卒業猫のほとんどは体が完全に成長した成猫です。里親さん自身がご高齢である方や持病を抱えているなどの理由から、子猫よりも落ち着きのある成猫のお迎えを考えているご家庭にオススメです。また、子猫の場合、ミルクをあげたり排泄のお手伝いをしたりと数時間ごとにお世話が必要なため、お仕事などで日中ご自宅を留守にしがちな方や、子猫のお世話経験がないという方にも卒業猫をオススメしたいと思います。